先日、認知症の方を介護しているご家族の集い「オレンジの集い」を開催しました。
 この「オレンジの集い」は、同じような境遇や経験をもつ認知症介護者が、悩みを話し合い、
情報交換等を行う場です。

 当日参加されたご家族から、
「本人は近所の人の前では、シャキッとしているから周りの人は認知症だと気付かないのよ。
一緒に住んでいる家族だけしか、症状が進んでいるのに気付かない。」

「なるべく優しく話すようにしているけど、何回も聞かれたり、自分がどうかある時は、ついつい
怒ったりするのよ。」などの声に、
「うん、うん。」と共感され、時には介護者同士、笑顔で話されていました。

 現在、認知症の方を介護されているご家族は、私たちにとって「介護の先輩」です。
早い方は、50歳代で向き合っているご家族もいます。
 
 「介護の先輩」の話は、将来の私たちにとって、これからのための備えの知識として、
とても参考になると思います。
 今日の集いに参加し、「介護の先輩」が語る声を、市民の方々に届ける機会が作れないかと
感じましたが・・・。

 今後も「オレンジの集い」を、続けていきたいと思います。


記事:認知症地域支援推進員

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