天草市では、小学生を対象に、社会福祉協議会が実施する「子ども民生委員委嘱状交付式」に併せて、認知症サポーター養成講座を開催されています。
令和4年度は市のすべての小学校で養成講座が開催されました。各関係機関の皆様にはご協力頂き、感謝申し上げます。
そんな中、栖本小学校の校長先生が、養成講座で使用された絵本に感銘を受けられ、「受講した学年以外の小学生にも手に取って読んで欲しい。自分たちが暮らしている地域の方々のために活動できるよう、認知症についても学んでほしい」という思いから、「図書館にしばらくの間、絵本を貸してもらえないですか?」
と、問い合わせがありました。
とてもバイタリティあふれる校長先生です。
認知症地域支援推進員は、認知症の普及啓発を目的に活動しておりますので、社会福祉協議会の方と一緒に栖本小学校に同行し、本を寄贈させて頂きました。
後日、校長先生から図書館に設置したコーナーや、
家庭で祖母と孫が認知症の話をしたエピソードなど、写真やデータを送って頂き、心温まりました。
今回の栖本小学校の取り組みに感謝致します。
認知症の普及啓発は、1~2年で出来るものではありません。数年後、数十年後の取り組みにつながると信じて、今後も活動していきたいと考えます。
記事:認知症地域支援推進員