最後の日記投稿から3年・・・・。時間が止まっていました。

今年から「発信力」をテーマに、不定期ですが、皆さんにお知らせしたいこと、発信したいことを、掲載していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

(マメに掲載はできませんが・・・。)

 

 前置きが長くなりましたが、714日に本人ミーティングを開催しました。本人ミーティングとは、「認知症の本人が集い、本人同士が主になって、自らの体験や希望、必要としていることを語り合い、一緒に話し合う場」のことを言います。

 当日は、認知症の方3名が集まって話をして頂きました。物忘れについて、「物をどこに置いたか分からなくなり、探し物が多くなって困っている」と話す方や、半年前に妻が施設入居された方は「妻の顔が思い出せないことがある」と、不安を感じながら生活を送られている様子が伺えました。

 ただ、前向きな方が多く、特に最高齢の86歳の方が、一番活発に自分の想いや考えていることをいっぱいお話され、終始、和やかな雰囲気で進行することが出来ました。

 参加者の方へ「地域の中で生きがいを持って暮らすために何が必要ですか?」と質問したところ、「人との会話、人とのふれあいが一番」「デイサービスに行くと、人と話ができるし、生きがいになっている」と回答されました。他の話題でも「話し相手がいない」という言葉が多く聞かれたのが、印象的でした。

 認知症当事者の声、思いを聴く貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。

 

 最後に、参加者3名それぞれに、担当ケアマネジャさんがいらっしゃいました。前日に本人やご家族に説明と参加の声かけをして下さったケアマネジャさん、当日本人と一緒に出掛ける準備をして、家から送り出して下さったケアマネジャさん、いろいろご協力して頂き、本当にありがとうございました。「また開催したい」と言ったら、もしかしたら、「え~」と言われるかもしれませんが、機会がありましたら、またぜひお願い致します。

                                     (記事:認知症地域支援推進員)

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